多治見・ゲストハウスでの落ち着いた朝

少し前に、オーストラリアで出会った日本人の友達が、日本の実家に遊びに来てくれた時。

「数日前、岐阜県の多治見に行ってきたんだ!あすかちゃん行ったことある?好きだと思うよー。」
と言ってくれて、“多治見”という街の存在を知った。

その後すぐに、京都での瞑想茶会(Tea ceremony)に参加したら、そこにいらっしゃった人が
「普段多治見にいる」「多治見にめちゃくちゃ素敵なギャラリーがあって、そこでたまにTea ceremonyがある。」という話をしていて、

「多治見って、短期間に2回も聞いてしまった。笑 行くしかないな。多治見から長野に行く旅にしよう。」
と思って、多治見に。

Instagramのストーリーで「皆さんのおすすめはどこ?」と質問したら、たくさんの方が永保寺とギャルリ百草という、例のアートギャラリーをおすすめしてくださったので、まずは午前中、永保寺を目指して出発。

永保寺の近くにも、予約必須の素敵なレストランがたくさんありました。
5月だったので、新緑がすごく綺麗なシーズン。少しだけ雨が降った後で、空気が澄んでいて、人も少なくてとても良かった。景観の美しさに吸い込まれていました。

新しいレンズを買ったばかりだったので、写真を撮るのも楽しかった。
5月に日本にいるのは7年ぶりぐらいだった。本当に綺麗だね、新緑。

永保寺に行って、多治見の町の中をぶらぶら。

多治見は陶器の街で、「歩けばセラミックアーティストの方に当たる!」とも言われているみたい。
全国から才能のあるアーティストが学びに来ている。

古民家を改装したようなお店が多くて、ローカルアーティストの作品が並んでいる。
オーストラリアから帰国している私、そういう場所に来たかったんだよー!!!

地元の奈良町にもそういうお店はいっぱいあるけど、多治見はもっと洗練されているお店が多い気がしたな。
とってもときめく時間でした。

日本で定住したら、ここに食器を買いに来たい。

お買い物が終わってから、ギャルリ百草さんへ。とっても素敵でした。
安藤さんというご夫婦が古民家を買い取って、アートギャラリー兼ショップにしたそうで、有名な方。

ここを訪れてから本屋さんに行った時、日本のクラフト関連の本を手に取ると、安藤さんのインタビューを見つけることが何度かありました。

ご夫婦で『美と暮らし』という薄くて読みやすい、写真がたくさんの本も出版されていて、書かれている内容もすごく素敵でインスパイアリングだったので買って帰りました。お気に入りの一冊です。

長野から奈良に戻る時にもギャルリ百草さんが中間地点だったので、さっとランチして帰ったんですけど、その時、安藤さんの奥様と、そのお友達のニューヨークのカメラマンの素敵なおじさまと、多治見でデニムを作られている素敵なおじさまと、ゆっくりお話しする機会をいただけました。ラッキー!!!

こういう、山奥の素敵なアートギャラリーには、素敵な出会いやご縁が潜んでいます。

ゲストハウス多治見へ。

とっても静かで、水の流れる音がして、最高でした。

オーナーさんのセンスが本当に良くて、素敵なオブジェクトがそこらじゅうに置いてありました。
本棚にある本を1秒でも長く読みたくて、必死でした。笑
そこにあった本2冊、その後買いました。

私はテレビとかいらないから、クリエイティブ作業用のデスクが宿にあると超上がる。なるべくそういう場所を選ぼうとしている。

ここにはゲスト用のメッセージブックがあって、
「テレビがないなんて最初どうすればいいのと思ったけど、楽しく過ごせました。」と書いてあった。

Airbnbのレビューでも、そういったメッセージを残す人がいるんだ。たまに見かける。
「旅中もテレビ見る人いるの…?」と驚いちゃうんですけどね。

夜は、京都の瞑想茶会で出会ったお姉さんと、一緒に温泉に行きました♪

そしてその次の日は、フォロワーさんが「面白いイベントがありますよ!」と教えてくれた、岐阜の山の中で行われるマーケットイベントへ。

長野に行く道にあったので、寄っていくことに。湧水をくんでから長距離ドライブ♪

オーストラリアのヒッピータウンに飛び込んできた気分!!!

みんな超フレンドリーで、「来週末こんなことやっててね〜」ってな感じで、岐阜ではしょっちゅう素敵なコミュニティイベントがHappeningしてるみたい。

「そうなんですよー、岐阜最高なんですよー。水も超綺麗だし…移住してくる人多いです。」とのこと。

知らなかったー!!!ずっとフォロワーさんと遊んでた(笑)
みんなたくさん遊んでくれて本当にありがとう。

このミュージシャンはファミリーで、「麦米豆(ばくまいず)」というバンドで活動してて、
フォロワーさんのお店は「山山山(さんさんさん)」、
カレーをいただいたお店は「楽趣味(らくしゅみ/インドの神様の名前)」

日本のコンシャスピープルは、漢字遊びをよくしているみたい♪
そういえば、wabisabiミウちゃんも「極楽浄音」って名前のイベントしてるもんなぁ。

みんな素敵だなぁ。日本を守ろうとしてくれている素晴らしい人がたくさんいる。
そう思えた旅でした。

そのまま岐阜を後にして、さらに2時間運転!
安曇野に行きたかったので、その中間地点にある「諏訪」という街のゲストハウスへ。

そこでまた、運命が動かされます…。

続く

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